写真集『ataraxia』サイン本・数量限定

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写真集『ataraxia』サイン本・数量限定

発行:青幻舎
印刷:サンエムカラー
アートディレクション:原拓郎
プリンティングディレクション:谷口倍夫
判型:255mm×257mm
総頁:72ページ
仕様:ハードカバー
価格:3,956円(税込・ 手数料込)

寄稿:浅井慎平(写真家)
若い日のことを想い出している。
岡田敦の写真集『ataraxia』のページをめくりながら、過ぎ去った日々がオーバーラップした。何故なのかよく解らないが、ひとつの理由は岡田が撮影し、紙の上に残したものから立ち上がってくる空気感だと思う。
岡田のまなざしの行方、いや、まなざし以前、彼をとりまく世界は、そこに岡田がいることで温度や色や距離が独特の世界になってしまうということだ。この感覚はたぶん岡田が生まれた時から持っていた。だから、このオリジナリティは写真家にとってかけがえのない財産だ。だからといって岡田がその独自の才能に溺れているというわけではない。
ぼくが「若い日のことを想い出している」と書き始めたのは、この写真集でも何か、ぼくがそうであったように苦悩していることが解るからだ。
苦悩という言葉はふさわしくないのかも知れない。深い思索の果てと云い変えてもいい。このふたつの言葉で、いくらかぼくの気持ちが伝わるかは自信がないが。
空気感は存在するものの証しのひとつなので、そのことを紙の上に残したいと思うことは写真家の条件だ。
思索や苦悩と空気感がどう繋がっているのかといわれそうだが、世界を感じる力を持たないものに空気は撮れないからとこたえておこう。
このように書きながら、ぼくは久しぶりに混乱している。
窓の外に、暗く冷たい雨が降っている。
この混乱は若い日に似ている。こたえのないものに向かっている感覚。永遠というもののもつ希望と絶望を「こころの平穏」と名づけて岡田はぼくたちに突きつけてきた。

備考:商品の発送は日本国内のみとなります。海外への発送はお受けしておりません。なお発送は日本郵便が行います。

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E-Mail: shop@okadaatsushi.com